プログラミングは稼げます。
ただ、稼げるようになるまでには努力と時間が必要。
この絶対的な事実を理解した上で、それでも

できるだけ早く、プログラミングで稼げるようになりたい!
と言うアナタに、プログラミングで稼げるようになるまでの最短ルートをご紹介します。
別に変な情報商材を売りつけたりしないのでご安心を。
稼げるようになるまでの最短ルートは1つ
前提として、現時点でアナタはプログラミング能力が0。
もしくはそれに近い状態で、どのプログラミング言語を勉強するかも決まっていない。
そんな状況にあって、稼げるようになるまでの最短ルートを走りたいなら道は1つ。
ホームページを作れる人になる!
これ一択です。
なぜこの選択肢になるのかを解説していきます。
勉強する言語が比較的簡単
ホームページを作れる人になるためにまず勉強する言語は
- HTML/CSS
- jQuery
この3つです。
HTMLはマークアップ言語でCSSはスタイルシート言語。
jQueryはJavaScriptのライブラリだし、これらが厳密にプログラミング言語かどうかは置いといて。
この3つを勉強すれば、とりあえずホームページが作れる。
なので、これがある程度まで習得できれば5万円ぐらいの案件を受ける最低レベルを満たせます。
『ランサーズ』や『クラウドワークス』なんかの大手クラウドソーシングで探せば、多くの案件が見つかるはずです。
ホームページと言うよりは、いわゆるペラサイト。
LP(ランディングページ)と呼ばれる、1ページで完結するタイプのサイトですね。
慣れたらこれぐらいは数時間、早い人や使い回しが上手い人なら1時間足らずで大体は作れるはず。
時給換算で1万を超えるぐらいなら、十分に魅力的でしょう。
で、この3つの言語。
これは他のプログラミング言語に比べると簡単です。
あくまでも比較的簡単って話で、なんの努力もせずに一晩寝て起きたら作れるようになってる。
なんてものじゃありませんので勘違いなさらぬよう。
一般的には100~300時間ぐらい勉強すれば大丈夫と言われています。
個人差が大きすぎるので、あくまでも目安です。
100時間なら、1日3時間でも1ヵ月ちょいぐらい。
これぐらいならモチベーションの維持も可能な範囲でしょう。
かなりコスパが良いと思います。
更にレベルアップもしやすい
もっと大規模な依頼を受注すれば、1案件で数十万もザラにあります。
そういう案件は先のLPではなく、いわゆる普通のホームページ制作です。
この辺りをしっかり作るには、以下の言語を勉強することになります。
- PHP(WordPress)
- SQL
WordPressは、現在世界中のwebサイトの40%以上に使われているCMSです。
CMSは、もの凄くザックリ説明すると「専門的な知識がない人でも直感的な操作や少しの勉強で見栄えの良いものが作れるためのシステム」って感じ。
そのシステムの土台を作るために使われている言語がPHPとSQLって話です。
先のプログラミング言語もどきより難しいので、習得には500時間ぐらい必要かと。
まぁ、1日3時間なら半年ぐらいです。
難しくなるのは事実ですが、それでも他の言語に比べればまだマシ。
要因は色々とありますが、ここで書くと長くなるので割愛。
とにかく、初心者の人がプログラミングで稼げるまでの最短ルートを走りたいなら、この順番以外はないと思います。
天才は別ですが。
どうやって勉強するの?
他の言語もそうですが、プログラミングは独学でも可能。
なので、勉強方法としては、独学かプログラミングスクールの二択になります。
まずは独学で始めてみるのが良いでしょう。
独学なら途中で挫折してもタダですからね。
ま、その代わりに挫折する可能性も高くなりますけど。
独学で勉強する方法
独学で勉強する場合は、まずは『Progate』を使うのが無難ですかね。
HTMLとCSSのコースから始めて行けばOK。
基礎レベルのコースは無料なので、まずは挑戦。
スマホでも体験できます。
なんとなく雰囲気が掴めれば良いので、完璧を目指して何度も繰り返す必要はありません。
雰囲気が掴めたら、実際にコードを書いて勉強した方が早いです。
『Visual Studio Code』か『Brackets』辺りを使えば良いと思います。
独学はとにかくググって勉強。
後は誰かに質問するって感じです。
マネして勉強

実際にコードを打つにしても、0からだと難しい
と思うのも当然。
なので、最初はマネから始めましょう。
学ぶの語源は真似ぶ。
マネをすることは勉強の基本。
パクったものをそのまま誰かに売ったりしたらダメですけど。
で、ここまででHTMLとCSS。
人によってはjQueryも勉強しているかも知れませんね。
先述の通り、ここまで勉強したことで請けられる案件のメインはLP制作です。
なので、マネする相手もLPにしましょう。
基本的に1ページしかありませんから、マネもしやすいはず。

マネするLPがどうやって作られているか確認するには?
という質問に関しては『Build insider』さんのページなどを参考にしましょう。
ここで全部解説すると長くなりすぎるので。
もしくは「webページのソースを表示する方法」、「webページのCSSを表示する方法」などでググればいくらでも出てきます。
書いてある手順を行えば、LPがどんなソースで書かれているか分かるはず。
最初はシンプルなLPを選んでください。
LPは1ページですが、コンテンツが膨大にあったりすると良く分からん感じになってしまうので。
デザイン通りに作れるようになる
デザインカンプ。
聞きなれない言葉ですが、これは完成見本のこと。
仕事を請ける場合、このデザインカンプがある場合とない場合があります。
ある場合は、そのデザイン通りに作る必要があり、メンドクサイ。
メンドクサイですが、発注通りに作れないと納品できないので仕事として成立しない。
なので、頑張ってデザイン通りに作る練習も必要です。
デザインカンプがない場合は、デザインの段階から打ち合わせをすることが多いので、これもこれでメンドクサイ。
ポートフォリオを作る
ポートフォリオの作成とデザインカンプに合わせて作る練習は、同時進行で行えば良いと思います。
一応ポートフォリオの説明をしておきますが、要は自分の作品集です。
自分はこんなん作れますってのを依頼主に形で見てもらうためのもの。
これの良し悪しは受注率にかなり影響するので、頑張って充実させてください。
ここまで完了すれば、LPの制作案件に応募する資格を得たと言えます。
あくまでも土俵に立っただけで、受注できるかは別問題ですが。
PHPやSQLの勉強も似たような流れ。
とにかくググって、マネして数をこなす以外に方法はないはずです。
ちなみに、私は仕事を依頼する時に資格や学歴は一切気にしません。
実績、中でもポートフォリオで実力を判断して依頼を出します。
プログラミングスクールに通う場合
独学で勉強する方法を説明してきましたが、これを書いている時点の私は初心者ではありません。
しかし、よくよく考えてみると、現状で私が色々と理解できるのは専門学校で勉強した土台があるからです。
その頃の記憶を思い返せば、やはり教えてもらえる環境があったことは大きい。
完全に独学だと難しかっただろうと思います。
そう考えると、個人的にはプログラミングスクールで半年ぐらいサポートを受けながら勉強する方がおすすめです。
独学でつまづきそうな所は織り込み済みでカリキュラムは組まれていますし、ここまで解説したやり方をもっと丁寧に体系化してくれています。
金は必要ですが、仕事をいくつか請ければペイできる金額。
決して割に合わない買い物じゃないと思います。
プログラミングスクールがどんな感じか。
まずは無料で体験してみると良いでしょう。
稼げるようにはなるけど…
ここまでの最短ルートは、あくまでも目的が最短でプログラミングで稼げるようになりたい人向けの話。
言い換えるなら、とにかく目先の金を稼げるようになりたい人向けです。
当然、そもそもWEB屋(ホームページやLP作ったりする人)になりたい人なら全く問題なし。
ですが、他にプログラミングを勉強してやりたいことがある人や、将来的に多めに稼ぎたい人にはおすすめしません。
別にWEB屋になりたくない
プログラミングを習得するために一番大切なのはモチベーションの維持です。
アナタが金銭的、その他の要因も含めて半年から1年程度でなんとしてもプログラミングで稼げるようになる必要がある。
そんな場合はWEB屋に興味がなくても大丈夫かも知れません。
金を稼ぐという強く明確な目標があれば、モチベーションの維持が可能だからです。
反対に、そうした状況にアナタがない場合。
特にWEB屋に興味がない、それどころか例えばゲームが作りたいみたいな目標がある。
この場合は、最短ルートを走らずにやりたいことを達成するための選択をしてください。
好きでもないことをやるのは苦痛。
それではモチベーションの維持はほぼ不可能になり、高確率で挫折します。
比較的分かりやすいPHPなどからプログラミングに慣れるって選択肢もありますが、結局は回り道になる可能性の方が高いです。
最短ルートを走ることよりも、なにがアナタにとって一番大切なのか。
なにがアナタのやりたいことなのかを考えてください。
需給のバランスが不安
現段階ではホームページやLPの作成仕事はあります。
が、これが10年先もあるか?と問われれば疑問です。
理由は簡単で、ホームページやLPを作るのは比較的簡単だから。
因果な話ですが、最短で稼げるようになる手法は、プログラミング業界で一番最初に消えて無くなる可能性を含んでいます。
- 簡単だから取り組む人が増える
- ノーコードの充実、低価格化
- WordPressの更なる普及と利便性の向上
なども拍車を掛けてくるでしょう。
ちなみにノーコードってのはWIXなどに代表される簡単にホームページやLPを作れるサービスのこと。
ホームページやLPを作る需要は増えるでしょう。
ただ、それが必ずしも0からコードを書く必要がないことに気付いてしまえば、プログラマーにお鉢が回ってこなくなる可能性は十分にあります。
正直、クラウドソーシングに出ている仕事内容は、個人でWordPressをちょろっと勉強して、テンプレートを購入してカスタム。
必要に応じてJavaScriptを切り貼りすれば作れるものがほとんど。
今でそれなら、これから先にもっと便利なシステムが生まれたらどうなるか。
少し考えれば誰でも分かるはずです。
どうやって仕事を請けるか
そんなわけで、ホームページやLPを作るだけなら、正直誰でもスグにできるのが現状。
ですが、それでも今プログラミングで稼げるようになる最短ルートは?
と聞かれれば、ここまで紹介したようにWEB屋を目指すのが最短であることは間違いありません。
プログラミングスクールの多くがWEB屋養成機関である理由はこのため。
他の言語を使って半年~1年程度でちゃんと稼げるように育てるのはほぼ不可能だからです。
こうした背景も相まって、現在WEB屋は溢れ競争が激化しています。
また、稼ぐための基礎スキルは最短で身についても、実際に仕事を請けて稼げるかは別問題。
では、どうやって差別化を図り仕事を請けて稼いでいけば良いか?
答えは
プログラミング以外のスキルもしっかりと身につける
ということになります。
具体的にWEB屋が身につけておくと良いと思うスキルは
- SEOに関する知識
- Google広告の運用
- アクセス解析
- デザイン
- ライティング
- SNSの運用
この辺りでしょうか。
で、これらのスキルをまとめて勉強できる方法があります。
それは『ブログ』を運営することです。
ブログ運営をして、アフィリエイトやアドセンスで月に10万円をコンスタントに稼げるレベルになる。
そのレベルになれば、上記のスキルはかなり高くなっているはずです。
まとめ
基本的なスキルに関しては半年ぐらい本気で勉強すればなんとかなると思います。
が、仕事を受注するまでの期間や納品するまでを考慮すると、実際に報酬を得られるのは1年後ぐらいからが妥当でしょう。
独学もプログラミングスクールも同じですが、そこまでで得たスキルはあくまでもスタートラインに立つためのもの。
スグに仕事が受注できて、濡れ手で粟のウハウハ状態。
なんてことには99%以上なりません。
ここを勘違いしている人が、ネット上などで

プログラミングは稼げないし、スクールとかも無駄!!
みたいなことを言っているわけです。
どんなに最短ルートを全力で走っても、収入に繋がるのは1年後ぐらい。
しかも、絶対に結実するわけでもないし、仕事だって楽じゃない。
でも、軌道に乗ったり、上手いやり方を考えれば月収で100万を超えるのも難しくない。
この事実を最初から理解した上で、全力で勉強してください。
そこまで行かずとも、1年本気で勉強すれば、月の収入が10万円ぐらい副業で増える。
と考えても良いでしょう。
いずれにしろ、競争が激化しているわけですから、早く始めることが重要。
それだけで後から始めた人より優位に立てる可能性が上がりますから。
また、ちょっとした博打になるので、本業があるならそれと並行する方が無難です。
とりあえず、まずはプログラミングがどんな感じか、無料で体験することから始めませんか?